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京浜急行電鉄 4月27日に京急川崎駅前ビルが開業
2016.03.07 12:56
商業施設・宿泊施設・認可保育所等を展開
京浜急行電鉄(東京都港区)は1日、「京急川崎」駅において、新たな駅ビルを4月27日に開業すると発表した。
大師線ホーム上空に人工地盤を設置し、商業施設と宿泊施設を一体的に展開した駅直結の地上12階建ての複合型ビルを計画。延床面積は9096・86㎡、敷地面積は3099・72㎡、主な用途は商業施設・宿泊施設・保育所・駐輪場となる。商業施設は沿線を中心に展開するショッピングセンター「京急ショッピングプラザ・ウィング」の5館目となる「ウィング川崎」として1階~4階に開業。「毎日のお気に入りプレイス~駅で楽しむ・駅から始まる・素敵な毎日~」をコンセプトに、食物販・飲食店舗を中心に25店舗で構成。幅広い年齢層が親しめるサービスを展開していくという。3階~12階には宿泊施設「京急EXイン 京急川崎駅前」を誘致し、175室の客室数を完備。羽田空港や都心に近い好立地を生かして、ビジネスパーソンの出張や東京オリンピック・パラリンピックをはじめとする訪日外国人観光客の需要まで、多様なニーズに応える宿泊施設としている。
また、認可保育所「京急キッズランド京急川崎保育園」や駐輪場スペースを設けることで近隣住民の日常の利便性を向上し、よりよい住環境を提供していくという。