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丸紅／丸紅リアルエステートマネジメント　民泊運営会社グランドゥースへ出資参画

2019.10.15 14:54

　丸紅リアルエステートマネジメント（東京都港区）および丸紅（東京都中央区）は先月、グランドゥース（大阪市西区）の普通株式の４４％を、ＡＰＡＭＡＮの完全子会社であるＡｐａｍａｎ　Ｐｒｏｐｅｒｔｙ（東京都千代田区）から取得した。
　丸紅リアルエステートマネジメントは、不動産の企画開発・プロジェクトマネジメント、施設管理・運営および仲介業など、様々な事業を展開しており、オペレーションを伴う新たな事業分野の開拓についても検討を続けてきた。特に訪日外国人旅行者数の急増等により高い市場成長を続けている民泊分野において、かねてから参入機会を検討していた。
　丸紅リアルエステートマネジメントは、昨年から管理・運営する社員寮の一部において、民泊事業を開始。さらに今年５月にはリノベーションした戸建住宅にて、６月にはマンションでの民泊事業をスタートし、訪日外国人旅行者の増加を背景に高稼働を維持。民泊運営のノウハウを得ることで、既に民泊利用を不動産オーナーへの提案メニューの一つに加えている。
　同社は、今回、民泊分野の大手であるグランドゥースに出資したことで、更なる民泊事業における事業拡大と収益増を見込んでおり、民泊事業を収益の柱の一つとして成長させていく。