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野村不動産 18棟目のPMOシリーズが竣工 平成30年までに新規15棟を計画

2016.02.29 17:09

 野村不動産(東京都新宿区)が平成20年から展開する中規模ビルブランド「プレミアム・ミッドサイズ・オフィス(Premium Midsize Office)」シリーズの18棟目「PMO平河町」が今月15日に竣工した。同日には竣工を記念するオープニングイベントとして「PMO FORUM 2016」を開催し、会場には多くの報道記者が足を運んだ。
 PMOシリーズは中規模サイズのオフィスビルながら、大規模オフィスと同等の高い設備機能と高水準のセキュリティなどを提供するグレードの高さが入居テナントに高く評価され、昨年までに供給した17棟は現在全て満床である。
 オープニングイベントでは「PMOシリーズ展望発表会」を実施。今年から平成30年までに新規15棟を計画し、供給済みを含めるとPMOシリーズは累計32棟・総貸床面積は約2万8000坪、総区画数は約270区画にもなる。また供給エリアも都心3区から都市5区へと拡大することが発表された。
 都市開発事業本部・執行役員の中村治彦氏は「PMOシリーズの提供は平成20年から行っており、様々なテナントとの出会いを積み重ねた結果、一昨年には100社を超える企業との契約を達成することができました。今後はビルの設備やデザインはもちろんのこと、入居後のサポートやソフトサービスなどにも一層磨きをかけていきたいと思います」と語った。
 野村不動産では「中規模オフィス市場」を牽引するべくプロジェクト『PMO+』と題し、利用者のニーズや意向を商品企画に反映し商品性をさらに高めることを実施している。『PMO+』の第1弾としてワーカーのコミュニケーションを活性化させる「オープンパントリー」を今回の「PMO平河町」に採用した。17日から19日にかけて行った一般公開では多数の見学者が訪れて、オープンパントリーの魅力を体感した。
 また、『PMO+』の第2弾は、シリーズの20棟目として6月竣工予定の「PMO日本橋江戸通」への採用を予定している。




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