週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

近鉄不動産 中央区京橋3丁目のオフィスビルを取得

2016.02.08 10:26

首都圏での賃貸事業拡充の第1弾
 近鉄不動産(大阪市天王寺区)は3日、先月29日付で東京都中央区京橋3丁目に所在するオフィスビル「京橋スクエア」を取得したことを発表した。
 「京橋スクエア」は近鉄不動産が首都圏で賃貸事業を拡充するために取得するオフィスビルの第1弾となる。同物件は平成22年2月竣工で規模は地上13階地下1階、構造はS造、敷地面積497・87㎡、延床面積5884・40㎡。近年再開発が進む京橋エリアに位置しており、東京メトロ銀座線「京橋」駅・都営地下鉄浅草線「宝町」駅から徒歩1分、JR「東京」駅から徒歩9分、また銀座および日本橋エリアにも近接した利便性の高い好立地にある。
 同社は昨年4月に近鉄グループが純粋持株会社制に移行したことに伴い不動産賃貸事業を承継し、本格的な総合デベロッパーとしての基盤を整え近鉄グループ経営計画の重点テーマの1つである「不動産事業の強化」に取り組んでいる。この重点テーマに基づいて「首都圏エリアでの事業拡大」を進めるために同エリアにおける賃貸用優良資産の取得を検討した結果、「京橋スクエア」を優良な物件と判断し取得に至った。
 近鉄不動産は今後も首都圏エリアにおいて賃貸優良資産の取得を進めていくとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube