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TOTO 独自の洗浄システムを採用した壁掛タイプ大便器を発売

2016.01.25 13:14

 TOTO(北九州市小倉北区)はタンク式とフラッシュバルブ式の長所を兼ね備えたTOTO独自の新洗浄システム「フラッシュタンク式」を壁掛タイプに初めて採用した「壁掛大便器セット・フラッシュタンク式」を2月1日に発売する。
 「フラッシュタンク式」はタンク式と同じ口径15Aの細い給水管でフラッシュバルブ式(給水口径25A)と同等の連続洗浄ができる新洗浄システム。給水配管と建物の給水ポンプのサイズダウンが可能となり、配管改修の場合、建物の省資材化に役立つ。給水はフレキホースで接続できるため、施工も簡単である。
 壁掛タイプの特長としては、便器背後のライニング内にフラッシュタンクなどの器具類が納まり、給水ホースなどが露出しないため、掃除がしやすく、いたずら防止にもなる。便器が床面から離れているためモップがけがしやすく、便器はサイドカバー付きで凹凸がないため拭き掃除もしやすいなど、清掃性に優れている。サイズは従来の壁掛けタイプと比較して奥行きが40mm、ライニング高さが100mmコンパクト。掃除口付きタイプでも側面の壁までの最小寸法が125mmコンパクトになり、狭い間口にも設置可能である。
 便器正面からアプローチする新開発の掃除口は楽な姿勢で大便器内部の詰まりを解消でき、メンテナンス性にも優れている。またシール材を使わない「可動式排水スリップイン」接続方式を採用し、大便器を排水ソケットに差し込むだけで信頼性の高い施工が簡単・確実に行える。トルネード水流による洗浄水量は大6リットルで、従来型のフラッシュバルブ式便器と比較して約59%の節水が可能。また、水道水・再生水での使用に共通で対応できる。




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