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エンパイヤ自動車 「(仮称)八丁堀プロジェクト」着工
2016.01.11 17:33
駅徒歩1分に1フロア300坪超の高機能オフィスビル
エンパイヤ自動車(東京都中央区)、東京建物(東京都中央区)は5日、東京都中央区八丁堀二丁目において推進中の「(仮称)八丁堀プロジェクト エンパイヤビル共同建替事業」について、新築工事に着手したことを発表した。
同プロジェクトは、従前建物「エンパイヤビル」の老朽化に伴い、エンパイヤ自動車と東京建物が共同して行う建替事業。建物規模は地上10階地下1階塔屋1階、延床面積は約1万2800㎡。計画地は、東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩1分と至便で、新大橋通りと八重洲通りの交差点に位置し高い視認性を有している。恵まれた立地特性を生かし、1フロア300坪超の専有面積を有す高機能オフィスビルを整備することにより、八丁堀エリアの新たなビジネス拠点を創出することが狙いとなる。竣工後はエンパイヤ自動車と東京建物の共同所有となり、エンパイヤ自動車が所有床の一部を本社として使用。それ以外を東京建物が賃借して一体的に賃貸運営していく予定だ。
2階~9階までのオフィス部分は、1フロア約323坪のレイアウト効率に優れた整形無柱空間とし、1階は天井高約6mのゆとりあるピロティ空間から開放性の高いエントランスホールを連続して計画。新大橋通り沿いには約80坪の店舗を配置する。また、防災面では建築基準法で定められた耐震基準の1・5倍の強度をもつ高い耐震性能を確保し、72時間稼働の非常用発電機によって停電時にはオフィス専有部に15VA/㎡の電源供給を行う。更なるバックアップ対策としてテナント用非常用発電機設置スペースを屋上に確保する。また、環境対応としてオフィス部分の外装部分にLow―E複層ガラス、貸室・共用部にLED照明を採用。敷地内外構部分及び屋上テラスに高木を含む多くの緑を配し、ヒートアイランド現象の緩和に寄与する計画となっている。