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スターツコーポレーション プノンペンにて海外自社施工のホテルプロジェクト始動

2015.12.28 12:03

 スターツコーポレーション(東京都中央区)は、カンボジアの首都プノンペン中心部の王宮近く、メコン川とサップ川の合流するリバービューの立地にて、スターツグループ初の海外自社施工ホテルプロジェクトをスタートさせた。
 「(仮称)スターツプノンペンホテル」は、2380㎡の敷地に地上19階建て客室240室・駐車場57台、最上階にはレストラン・ジム・プールなども備え、平成30年春の開業を予定しており、企画から運営までスターツコーポレーションのグループ会社が合同で取り組む海外プロジェクトとなっている。
 カンボジアは東南アジアの中でも着実かつ大きな経済成長を遂げているマーケットであり、経済の中心であるプノンペンには、日本をはじめ世界中の企業が進出し続けている。現地に長期滞在する日本をはじめ欧米の駐在員ニーズも取り込む為、増加する短期出張のビジネスマンや旅行者に対応しながらも、様々な客室タイプを揃え、自社施工体制による日本品質の建物や設備、サービスを提供することで、安全で快適な長期滞在も可能としている。
 スターツコーポレーションでは平成23年10月に、現地法人「スターツ(カンボジア)コーポ―レーション」を設立し、日系企業を中心に駐在員向けの住まいやオフィスの賃貸仲介をメーン業務としてきた。今後は日本でのホテル運営で培ってきた業務経験を生かしながら、グループ会社一丸となり自社開発後の管理・運営まで行う事でホテル事業を通じてプノンペンに貢献していく。
 また今後は、スターツコーポレーションの海外ネットワーク22カ国34都市においても、各国ニーズに合わせた自社開発事業を進めていくことで、日系企業の海外進出をサポートするだけにとどまらずに地域貢献にも努めていく。




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