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アパグループ 新宿エリアで5棟目「アパホテル〈東新宿 歌舞伎町Ⅱ〉」起工

2015.12.28 12:06

 アパグループ(東京都港区)は24日、「アパホテル〈東新宿 歌舞伎町Ⅱ〉」の起工式を行った。参列者は新宿区長の吉住健一氏、衆議院議員の小田原潔氏、バーレーン大国大使館特命全権大使のハリール・ハッサン氏をはじめ、総勢100名を超えた。先に行われた記者発表にて、アパグループ代表の元谷外志雄氏は、「本ホテルは新宿エリアで5棟目、昨年オープンした『アパホテル<東新宿 歌舞伎町>』とは近接しており、連動した一体運営を行える、職安通りと区役所通りが交わる角地に建つ存在感あるホテルとなる。新宿エリアにおいては、現在計画中の『アパホテル&リゾート<西新宿五丁目駅タワー>』を含め、6棟・2157室の総客室数となるが、世界最大の乗降客数を誇る『新宿』駅と、日本最大の歓楽街・歌舞伎町」を踏まえると、現計画の倍以上の部屋数があっても需要は大いに見込める。『東京』駅周辺エリアと新宿エリアには複数のアパホテルが運営中であるが、東京都内でも新宿エリアがトップの高稼働・高収益を上げており、今後も注力していくエリアである。本ホテルにおいても、高稼働・高収益を期待する」と述べた。
 同プロジェクトは都営地下鉄大江戸線・東京メトロ副都心線「東新宿」駅より徒歩2分。西武新宿線「西武新宿」駅より徒歩7分、JR「新宿」駅も徒歩圏という、交通アクセスが非常に至便なホテルとなる。アパグループでは新宿エリアで4ホテルを開業させ、同ホテル開業後は相互送客や運営の効率化を図っていく。構造・規模は鉄骨造、地上14階、全129室となり、1階にはレストランを設置する。




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