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アパグループ アパグループ名古屋市内で5棟目となるホテル開発用地取得

2015.11.16 16:31

 北海道から沖縄まで、アパホテルネットワークとして全国最大の347ホテル5万6607室(建築・設計中、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループ(東京都港区)は、名古屋市丸の内三丁目にホテル開発用地を取得した。所有名義はアパホームとなる。
 同案件地は、名古屋市営地下鉄名城線、桜通線「久屋大通」駅から徒歩2分、名古屋市営地下鉄東山線、名城線「栄」駅から徒歩7分、名鉄瀬戸線「栄町」駅から徒歩8分と、3駅4路線が利用可能。名古屋の都心を南北に貫く久屋大通やセントラルパーク、テレビ塔に近接、周辺には百貨店や大型商業施設が建ち並ぶ、ビジネスや観光に最適な立地に位置する。また、既存のアパホテル「名古屋錦EXCELLENT(全250室)」から徒歩6分に位置し、相互送客も期待できる。
 名古屋市内のアパホテルは、アパホテル「名古屋錦EXCELLENT」、アパホテル「名古屋栄」、アパヴィラホテル「名古屋丸の内駅前」、アパホテル「名古屋栄東」に続く5棟目のアパホテルとなる総客室数は1398室となる。
 昨今の海外インバウンドや国内ビジネス・観光需要の増加、平成平成39年のリニア中央新幹線開業に向けて名古屋エリアにおいても宿泊需要増が見込まれる仲、更なる需要の獲得を目指して今回の計画に至った。ホテル開業は平成29年6月を目指す。案件地の概要は下記の通り。
 アパグループは4月1日より、「SUMMIT5―2.」を発表した。平成22年4月よりスタートした「SUMMIT5(頂上戦略)」では、東京都心でトップを取る戦略をとり、東京都心の直営ホテル数のみで47棟・1万1365室(設計・計画中含む)を達成した。今後は、日本で断トツNO1のホテルチェーンを目指すべく、高品質・高機能・環境対応型の「新都心ホテル」のコンセプトに更に磨きをかけ、ホテル客室数10万室(提携ホテル含む)を目指し、東京都心のみならず、地方中核都市にも広げてホテル開発を積極的に展開していく。




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