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アヤラランド 比最大の不動産デベロッパーが日本市場開拓のためショールーム開設
2015.10.05 16:08
フィリピン最大の不動産デベロッパーであるアヤラランド社(マニラ)は29日、自社最高級マンション「アヤラランドプレミア」の日本市場での販売を本格化するため、ショールームを開設したと発表した。
同社がフィリピン国内で手掛ける分譲マンションのうち、「アヤラランドプレミア」は最高級ブランドであり、同ブランドの物件は、マニラ、セブなどフィリピン国内に、建設中も含めて、19カ所ある。今回の日本で販売を本格化させる主な販売対象は「West Gallery Place」(マニラ)と「The Alcoves」(セブ)の2物件でいずれも地上39階建以上の高層物件。間取りは1~4ベッドルーム、面積約58~700㎡までとバラエティに富んでいる。価格帯は2000万円~6億円程度だ。
同社社長兼最高経営責任者のボビー・ディー氏は次のように話した。
「フィリピン経済はここ数年間で飛躍的に発展してきました。アヤラグループでは長期にわたり日系企業をパートナーとしてビジネスをしてきたことを誇りに思っています。日本市場においては、3年間で120億円を販売目標とし、今後日本の投資家の皆様に利益をもたらすハイクオリティな物件を積極的に提供してまいりたいと思います」