週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

クラウドポイント 機能性液晶フィルム「TANYO」本年度グッドデザイン賞を受賞

2015.10.05 16:15

 クラウドポイント(東京都渋谷区)は先月29日、機能性液晶フィルム「TANYO」が2015年度グッドデザイン賞を受賞したことを、発表した。
 グッドデザイン賞とは昭和32年に旧通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、平成10年より日本デザイン振興会(東京都港区)が主催している、世界でも類をみない歴史と規模を有する総合的なデザイン評価・推奨制度である。
 同製品は成長するリノベーション市場において、既存のガラス面に後工事で設置可能な製品として開発が行われた。カラーはホワイトとグレーの2色があり、さらに遮熱効果のあるecoタイプをラインアップ。特殊粘着加工により既存ガラスへの後貼り設置が可能であり、またフィルムタイプであるため曲面ガラスへの添付も可能である。フィルム幅は980mm、1200mmの2タイプから選択でき、スイッチひとつで透明なガラス面を乳白へ切り替えることができる。これまでの導入実績は述べ750件、面積にして3万7000㎡。
 同社は後工事ができることで設置環境・用途などが飛躍的に拡大すると考えており、今回の受賞を契機に「TANYO」のブランドイメージの向上及び販売拡大を図るとともに「TANYO」の可能性を最大限に発揮できる製品開発にも積極的に取り組んでいきたいとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube