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京橋二丁目地区市街地再開発組合 60mに及ぶ仮囲いが巨大壁画に変貌
2015.08.24 16:03
京橋の再開発でライブイベントパフォーマンス
日本土地建物(東京都千代田区)等が参画する京橋二丁目西地区市街地再開発組合(東京都中央区)は19日~21日の3日間、現在再開発が進む京橋二丁目西地区の複合施設仮囲いにおいて世界的に有名なペイントアーティストのさとうたけし氏によるライブペイントパフォーマンスを開催。約60mに及ぶ仮囲いが「巨大壁画」に生まれ変わる。
京橋エリア最大級・国内最高レベルのスペックを誇る超高層免震オフィスと開放的なガレリア空間等の多様なオープンスペース、商業店舗が集積する低層部で構成されたランドマークビルが来年秋に誕生する。これまで区画が細分化され、開発が進みにくかったが近年は大規模再開発が進み、日本橋・銀座という二大商業エリアを結ぶ結節点としても注目が高まる京橋。同再開発組合のPR担当者は「今回のライブアートイベントを体感していただき、京橋エリアが生まれ変わる息吹を感じていただければ」と抱負を語る。
ライブアートイベントを行ったさとうたけし氏は、ローラーだけを用いる独自スタイルで短時間に絵を描く「ライブペイント」の第一人者で、海外でも注目を集めている。さとう氏は「1年後に完成する複合施設が多くの人が集う『森』をイメージしていると聞き、地域にお住まいの方や働いている方の顔を描き、それを『森』に見立てる提案をしました」と作品コンセプトを説明。わずか30分のうちに仮囲いには複数の女性の姿が描き出され、通行人たちを驚かせた。