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パナソニックコムハート サービス付き高齢者向け住宅がオープン予定
2015.08.03 11:43
パナソニックエコソリューションズ(大阪府門真市)エイジフリービジネスユニット傘下のパナソニックコムハート(大阪府門真市)は、サービス付き高齢者向け住宅の首都圏初進出拠点となる「エイジフリーハウス川崎登戸」を9月1日にオープンする。
パナソニックコムハートが運営するサービス付き高齢者向け住宅「エイジフリーハウス」は、パナソニックグループの住宅設備や電気製品、介護施設や介護サービスのノウハウを生かした住まいだ。「これからも、この町で、自分らしく」をコンセプトに、自宅で暮らしていけるように安心して暮らし続けられる住まいづくりを目指し、厚生労働省が推進する「地域包括ケアシステム(医療や介護が必要な状態でも、住み慣れた地域で医療・介護・予防などの生活支援が包括的に確保される仕組み)」の実現に貢献する。また、同じ建物内に地域密着型の介護保険サービスである小規模多機能型居宅介護事業所「エイジフリー小規模多機能ケア川崎登戸」を併設。介護が必要となった高齢者が、住み慣れた家、地域での生活を継続することができるように「通い」、「泊まり」、「訪問」の3つのサービスを組み合わせた在宅介護サービスを、ケアプランに基づいて定額制で24時間365日受けることが可能。経験豊富な介護スタッフが、様々な介護ニーズやパナソニックの最新機器での機能訓練に対応し、医療機関との連携により安心を提供する。
さらに、「エイジフリーハウス川崎登戸」は、パナソニックコムハートとして初めて、パナソニックグループの住宅会社であるパナホーム(大阪府豊中市)がオーナー開発・設計・施工を担当し、長年にわたる高齢者住宅・介護福祉施設建築のノウハウを活用している。加えて、木質感と耐久性を両立した建具や介護施設向け浴室・電動ケアベッドなどの介護機器、エアコンや空気清浄機などの家電製品といった、パナソニックの様々な技術や製品の導入により入居者の快適な暮らしを実現する。
パナソニックコムハートは昨年2月の設立以来、新たな拠点展開を積極的に推進している。現在までに近畿エリアにおいて13拠点を既にオープンし、このたび首都圏へ初進出となる「エイジフリーハウス川崎登戸」を9月1日にオープンする。この拠点を皮切りに、今後も首都圏で順次エイジフリーハウスをオープンし、平成30年度には近畿圏・首都圏・中京圏を中心に累計150拠点(契約ベース)を目指して推進していく。