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TKP/リージャス 丸の内に都内初の共同出店 「パシフィックセンチュリープレイス」内に
2019.10.28 14:10
ティーケーピー(東京都新宿区)とその100%子会社である日本リージャスホールディングス(東京都新宿区)は、東京・丸の内の「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」内に「TKP ガーデンシティ PREMIUM丸の内パシフィックセンチュリープレイス」を新規出店、「リージャス丸の内パシフィックセンチュリープレイスビジネスセンター」を増床し、都内初のTKPとリージャスの共同施設として2019年11月下旬より順次開業する。
国際ビジネスの拠点でもあるハイグレードな複合ビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」。地下1階は新幹線をはじめとするJR各線が利用可能な「東京駅」に直結し、羽田空港や成田国際空港へもアクセス至便な環境にある。「TKPガーデンシティPREMIUM丸の内パシフィックセンチュリープレイス」は、その13階にオープン。174名および102名まで収容可能な2つのホールに加え、60名および81名まで収容できる2つのカンファレンスルームを備える。4室合計で417名収容の規模と、全室ガラス面で明るく開放感のある環境は、会議や研修だけでなくパーティー等の利用にも最適と言えるだろう。
また、現在同ビル8階にて運営中の「リージャス丸の内パシフィックセンチュリープレイスビジネスセンター」を13階にも増床。TKPとリージャスの共同受付を設置することで、貸会議室とシェアオフィス・レンタルオフィスを相互で共同管理し、より一層の顧客サービス向上を図っていく。
今回の新規出店と増床により、TKPグループは東京駅エリア(東京・大手町・日本橋・京橋)にて全15施設、183室、1万559席の貸会議室と、全10施設のシェアオフィス・レンタルオフィス・コワーキングを展開することになる。全国では全405施設(TKP259施設、リージャス146施設)となり、時間貸しから短中期のレンタルオフィス、サブスクリプション契約まで、細分化されたビジネス需要に対して高い利便性と最適化されたサービスを提供可能だ。
今後もオフィスビルはもちろんだが、ホテル宴会場や駅近の商業施設、また百貨店への展開も目指し、「いつでも、どこでも、すべての働く人たちに。」をキーワードに、日本のフレキシブルオフィス市場の拡大に貢献したいとしている。