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スマートライフ/ベネフィット・ワン 女性専用寄宿舎と福利厚生施設コラボ

2015.06.08 13:52

 東京都内中心に女性専用の寄宿舎シェアハウス「かぼちゃの馬車」を44棟運営するスマートライフ(東京都中央区)は、ベネフィット・ワン(東京都渋谷区)が展開する福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」内にて、スマートライフの「かぼちゃの馬車」利用の提供を6日に開始する。
 スマートライフは、平成26年4月から邸宅風の新築一棟物件による女性専用の寄宿舎シェアハウス事業「かぼちゃの馬車」を展開、開始からわずか1年足らずで東京都内に44棟548室(今年4月時点)を管理・運営している。物件の契約実績でみると227棟2636居室にのぼり、今年度内には管理・運営数で250棟3000居室を予定している。入居者は主に地方から上京する20代女性であり、「ベネフィット・ステーション」の利用条件が、会員本人の他、2親等まで可能なことから、娘を持つ父母の利用までを考慮した。スマートライフは、この度の連携により、一年後に年間100人、3年後には同300人への「かぼちゃの馬車」提供を目標とする。
 また、スマートライフとベネフィット・ワンの両社は、首都圏(神奈川・埼玉・千葉)在住の両親の自宅から通勤する会員の20代女性の利用や会員の娘の大学生活や就活時の利用を想定している。ベネフィット・ステーション会員の女性限定コミュニティ「ベネ・ステ女子部」は、各種女性向けコンテンツを提供したり、会員同士が交流できるセミナーなどを開催したりしている。スマートライフは、現在の「かぼちゃの馬車」居住者向けに「ベネ・ステ女子部」と恋活パーティや女子向けイベントなど共同企画を実施していく。




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