週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

YKK AP 限られた間口で大きな有効開口を確保する木質インテリア建材

2015.06.08 13:53

 YKK AP(東京都千代田区)は、一般住宅はもちろん、近年普及の進んでいるサービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどへ最適なインテリア建材「ラフォレスタ」連動引戸(上吊りタイプ)を今月1日より発売した。
 昨今、高齢化に伴う高齢者世帯の急激な増加や、要介護者の増加を背景として高齢者の生活を支援するサービス付きの住宅や、認知症の高齢者の入居するグループホームなどの普及が進められている。
 「ラフォレスタ」連動引戸(上吊りタイプは、そのような住宅での使用を想定し、1間の間口でも住宅性能表示基準の高齢者等配慮対策等級5の出入り口幅800mm以上という基準を上回る、900mm以上の大きな有効開口を確保した、車いすでもスムーズに通行可能な室内引戸だ。
 連動方式の引戸は、戸先の扉を開閉操作することで連動して2枚の扉が動き、スムーズな開閉と広い有効開口を実現。さらに、床面をフラットに仕上げ、扉の振れも抑制する「マグネットガイドピン」、静かで確実な開閉操作を実現する「ダブルクローズ機構」、高齢者の方にも使いやすい「大型バーハンドル」などを標準装備し、安全・安心な暮らしを実現する機能を備えている。
 バリエーションは、2枚連動片引き戸と3枚連動引戸の2タイプをラインアップしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube