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日新インダストリー 高耐食性メッキの補修塗料を発売
2015.05.25 17:31
日新インダストリー(東京都新宿区)は、亜鉛系亜鉛―アルミ系ジンク塗料に続く第3のジンク塗料として、亜鉛―アルミ―マグネシウムを含有した「MAZAX(マザックス)」を今月15日より発売している。
「MAZAX」は、従来の亜鉛系、亜鉛―アルミ系ジンク塗料に次ぎ、高耐食性めっきの補修塗料として開発され、感想塗膜中に亜鉛、アルミニウム、マグネシウムを含有する防錆塗料。従来のジンク塗料に比べて、防錆力に優れ、また推奨膜厚が50マイクロメートル(0・001mm)と作業性の向上にも寄与した製品となっている。
従来、マグネシウム粉末は、溶接ワイヤーや煙火原料に使用されており、粒径が最低でも150マイクロメートル程度のものしかなく、推奨膜厚50~80マイクローメートルの乾燥塗膜中に配合するには粒径が大きすぎて、平滑な塗膜を作ることができなかった。同製品は、アルミニウムとマグネシウムを50対50で合金粉末にし、平均粒径45マイクロメートルまで粉砕加工した粉末加工した粉末と亜鉛粉末を使用することで、乾燥塗膜中に亜鉛、アルミニウム、マグネシウムを配合することが可能になった。