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三菱地所レジデンス/相鉄不動産/丸紅 建築中の地上60階建てマンション 居住者と地域とをつなぐ支援活動を展開

2015.05.18 10:20

 三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、相鉄不動産(横浜市西区)、丸紅(東京都千代田区)は11日、東京都新宿区西新宿5丁目にて開発中の地上60階建ての共同住宅「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」において、居住者同士や周辺地域をつなぐエリアコミュニティを支援する活動として、CSRコンサルティング事業を行うHITOTOWA(東京都文京区)と連携し、「西新宿CLASS in the forest」を始動したと発表した。
 東日本大震災以降、マンションにおけるコミュニティ形成の重要性がより高まっているが、「西新宿CLASS in the forest」では、自然、防災・減災、多様性という3つのコンセプトを軸に、入居前である今年から入居後の平成32年(2020年)まで6年間にわたって多彩な集いの場を提供し、長年にわたる地域の想いが再開発を経ても受け継がれ、新たなマンションの居住者が地域とともに暮らすことを企図している。
 その取り組みとして、同物件では入居前に15回、入居後に45回の計60回のプログラムを「CLASS60」として、外部専門家と連携し、企画・運営・提供を行っている。その第1回目として1月20日に「HOMETOWN MEETING vol.1」を開催。今月3日には第2回目を開催し、同物件契約者や購入検討者をはじめ延べ約90名が参加した。この会議では「都心生活をHOMETOWNにするには」などをテーマにトークセッションを行い、マンションと地域の未来について話し合われた。このようなプログラムは今後も定期的に開催される予定で、三菱地所レジデンスら3社は入居前からのコミュニティ形成、地域とのつながりを支援するとしている。




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