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ヤマダ電機/ソフトバンク スマートハウス等の分野での業務提携を発表
2015.05.11 11:19
ヤマダ電機(群馬県高崎市)は、今月7日の取締役会において、ソフトバンク(東京都港区)との間の資本業務提携契約の締結及び同社に対して第三者割当による自己株式の処分を行うことについて決議したことを発表した。
ヤマダ電機は家電量販店として日本全国に店舗網を持ち、そこにソフトバンクグループのもつネットワークを活用したブロードバンド事業や自然エネルギー事業、ロボット事業等を同社が独自に展開するスマートハウス事業や各種サービスと新たに融合していくことによって、「家一軒まるごと」かつ「少子高齢化社会」対応のビジネス展開が可能になるとしている。
こうしたICT(情報通信技術)を活用したスマートハウス事業、サービスの展開に加え、これまで築いてきた携帯電話端末及び携帯電話アクセサリーの販売、ブロードバンド(超高層インターネット接続サービス)の取次、パソコンソフトの販売等の既存ビジネスの取り組みを更に強化することにより、両社の企業価値の向上を図るとしている。