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＜三重＞三交不動産　高齢者向け事業へ参入

2015.05.11 11:22

　三交不動産（三重県津市）は、介護施設併設型のサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）事業に参入する。
　第１号施設は三重県桑名市の所有地に平成２７年１２月開業を目指し、平成２７年５月工事着工を予定。同施設の運営を目的として、新たに１００％子会社、三交ウェルフェア（三重県津市）を平成２７年３月に設立した。
　超高齢化社会を迎えた日本では特別養護老人ホームの待機者が全国で５２万人を超え、高齢者向け施設のニーズがますます高まっている。同社はこれまでも、三重交通グループの理念である「お客様の豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献」するべく、住宅事業を通じて地域民に愛される企業となることを目指してきたが、このような状況の中で一生涯に渡り安心して豊かな暮らしを届けることを目的とし、同事業への参入を決定とした。
　同事業においては、だれもが入居したい、従業員一同が「アットホーム」な住まい・サービスの実現を目指し、利用者が尊厳を保ちながら安心して豊かに生活できる住まいづくりの推進に貢献するべく、今後も事業化の検討を進めていく。