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広島電鉄/三井不動産 地下広場リニューアル
2015.03.23 17:18
広島電鉄(広島市中区)と三井不動産(東京都中央区)は、三井住友トラスト総合サービス(東京都中央区)及びもみじ銀行(広島市中区)と共同所有している「広島トランヴェールビルディング」において、地下広場を広島の新しい待ち合わせ場所として多くの人が利用できるようにリニューアルし、今月14日にオープンしたことを発表した。
同ビルは広島電鉄、アストラムライン、広島バスセンターが利用可能と交通利便性が高く、また紙屋町交差点という広島市中心部に位置し、平成24年2月に竣工した事務所・銀行・商業店舗で構成される広島市のランドマークビル。
紙屋町交差点という立地特性を生かし、広島市における新しい待ち合わせの場所として広島市民および広島市来訪者が気軽に利用できることをコンセプトにリニューアル。広場の中心部にTV受信が可能な70インチの大型モニターを組みこんだ時計台を置くことで映像化された様々な情報を来訪者に提供。エントランスには人の動きに反応し映像が動くセンサー反応型プロジェクターを設置することで来訪者に面白さと驚きを提供する。また、椅子・テーブルを設け、広場内でくつろげるスペースも設けた。
今後は、「同広場が多くの広島市民に愛され、利用される」という願いを込めて広場のネーミングを募集する他、利用者に対し年間を通じて新しい発見があるよう様々なイベントを開催する予定だ。