不動産トピックス

第20回不動産ソリューションフェア見どころ紹介「日銀EXIT、超高齢化、貿易戦争が不動産マーケットに与える影響とリスクヘッジのポイント」

2018.10.09 17:52

講師:公認会計士・税理士 山下章太氏
10月16日 16時40分~17時30分 F会場

 弊紙での連載コラム「プロオーナーになるための財務基礎知識2」を執筆する山下章太氏は、監査法人トーマツ、みずほ証券、東京スター銀行などで活躍したのち、かえでキャピタルマネジメントの代表取締役に歴任。上場企業のエクイティファイナンス時におけるアドバイザリー業務や、流動化・証券化に伴うアドバイザリー業務などに精通する、不動産・金融のスペシャリストである。「不動産ソリューションフェア」でも例年セミナーを開講し、専門的なノウハウを披露している同氏であるが、今回のテーマは「日銀EXIT、超高齢化、貿易戦争が不動産マーケットに与える影響とリスクヘッジのポイント」である。
 アジアの中でもいち早く経済発展を遂げてきた日本の不動産は、取引価格が周辺諸国に比べて高値である一方、政治・経済の安定性が評価されカントリーリスクが小さいことから、海外投資家にとっても投資妙味のある商品として認識されている。特にここ数年は日本の不動産投資市場はバブルと呼ぶべき傾向が見て取れ、2018年3月の国内銀行による不動産業向けの貸出残高は、76・5兆円と過去最高を更新している。また、都心部を中心に地価上昇が継続しており、これもまた不動産価格の上昇を押し上げる要因となっている。相続対策としての不動産投資も活発であることから、投資市場では有望な物件の流通が極端に減少しているとされている。
 弊紙読者の中にも将来的な相続に向けて不動産投資を積極的に検討しているオーナーは多いはず。しかし不動産バブルの収束もささやかれる現状において注意しなければならないポイントとは何か。不動産と金融のスペシャリストである山下氏の講演をもとに、無駄のない不動産投資を実践して頂きたい。




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