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住友不動産 高田馬場徒歩5分、超高層免震タワーマンションが竣工

2015.03.16 10:21

 住友不動産(東京都新宿区)は、JR山手線「高田馬場」駅より徒歩5分の約2・2haの敷地に業務・住宅・多目的ホールを中心に構成される「新宿スカイフォレスト」の建設を進めている。同社は5日、このプロジェクトにおいて開発第一弾となる超高層免震タワーマンション「スカイフォレストレジデンス」が竣工したことを発表した。なお「新宿スカイフォレスト」の街区全体竣工は来春を予定している。  「新宿スカイフォレスト」は、JR東日本社宅跡地の面積約2・2haという広大な敷地に、37階建ての業務棟(上層部賃貸住宅)などが配置されるA―1街区。分譲住宅棟「スカイフォレストレジデンス」が誕生するA―2街区。生活利便施設などを誘致する予定のA―3街区の3つのエリアから構成され、延床面積約17・7万㎡を誇る大規模複合再開発プロジェクトとなっている。  またA―1街区に整備する広場は広さ約7200㎡、平時は住民や働く人たちの憩いの場として、災害時は一時避難場所、地域の防災拠点として活用。毛布や飲料水などの備蓄に加え、断水時でも利用できるマンホールトイレを設置する予定である。  さらに分譲住宅棟「スカイフォレストレジデンス」は、白と黒のコントラストを基調とした外観、耐震強度の高い「直接基礎工法」を採用するとともに免震装置も設置されており、大きな地震に強く安全性の高さを特徴としている。




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