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武田薬品工業/三井不動産 武田薬品工業東京本社移転予定ビル 日本橋で着工
2015.02.16 13:53
武田薬品不動産(東京都中央区)、ならびに武田薬品工業(大阪市中央区)は三井不動産(東京都中央区)と3社共同で推進する「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」地において2月6日、関係者出席のもと、「(仮称)新東京武田ビル」の地鎮祭を執り行い、着工した。
地上24階地下4階となり、平成29年度(予定)の竣工後は、武田薬品工業が現在の東京本社に代わる新たな東京本社として使用することに加え、1・2階には一般客も自由に出入りすることができる共用スペースを設ける他、地下1階にはテナントが入居予定。
同ビルは免震構造、最新のBCP(危機発生時における事業継続)性能を有する高規格ビルであるとともに、空間は周辺の街並みや景観と調和し、近隣のコミュニティとの連携を配慮したものとなるよう計画されている。また、災害発生時の帰宅困難者の受け入れスペースの整備を進めている。
デザインコンセプトとしては「ひと・環境へのやさしさや、多様な人々の働きやすさを追求」。環境負荷低減技術においてもベスト・イン・クラスのビルを目指す。