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大京 沖縄滞在時の居室・付帯サービスをワンストップで提供
2015.02.02 17:20
大京(東京都渋谷区)の連結子会社であるオリックス・ファシリティーズ(東京都渋谷区)と金秀グループの金秀本社(沖縄県那覇市)ならびに連結子会社の金秀建設(沖縄県那覇市)の3社は、先月5日付けで株主間契約を締結し、沖縄県内でビルメンテナンス業務を行う合弁会社「琉球ファシリティーズ(沖縄県那覇市)」を先月27日に設立。代表取締役会長はオリックス・ファシリティーズの三宅恒治社長、代表取締役社長には金秀グループの沖縄ピーシー・山田薫社長が就く。出資比率はオリックス・ファシリティーズ60%、金秀本社20%、金秀建設20%。
新会社では 総合ビル管理や賃貸マンション管理、不動産管理・仲介、建設工事を行っているオリックス・ファシリティーズと、沖縄県を中心に建築土木、スーパー、ホームセンター、ホテル、ゴルフ場運営、保険・金融業まで幅広く展開する金秀グループの中心企業である金秀本社、建築・土木・不動産開発等を行う金秀建設の長所を融合させ、メンテナンスによる建物の長寿命化や建替えまでのライフサイクルをトータルマネジメントできる体制を構築。建物維持に係る最適な工事提案、省エネ技術を生かしたエコの普及にも積極的に取り組んでいく。
設立後は沖縄県内でオリックス・ファシリティーズの管理物件および金秀グループ所有物件の管理受注を展開する。本格的な業務開始は4月1日から。テナントビル、商業施設、ホテル、病院等への営業活動を通じて、2020年3月期には売上高20億円を目指す。