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エクソル 効率性高めたオリジナル太陽光電池モジュール
2015.01.19 12:27
太陽光発電システム専門企業のエクソル(京都市中京区)は15日から、オリジナルの単結晶太陽電池モジュール「XLMA―271VK」の販売を開始した。
同製品の最大の特徴は高効率性にある。4本バスパー(電極)を採用することでセル効率と耐久性が著しく向上。電極を増やすことで電気的ロスを減少させ、セル効率を高めるとともにバスパーの細線化によりセル受光面積を確保。ハーフカットセルを採用することでセル効率がさらに改善。フルサイズセルに比べてセル内部のロスを約4分の1まで減少させ、セル効率が約2・5%向上している。
また、耐候性・耐久性にも優れており、複数積層構造のPETフィルムを採用することで対候性が向上。太陽モジュールのフレームやネジ類・取付部材について耐蝕性に優れたメッキ処理を施しているので、塩害地域でも耐久性を発揮する。その他、太陽電池モジュールで発電された電気が集約される「端子ボックス」は耐燃性と耐久性を実現した4重構造を採用している。