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東京ブラインド工業 音を吸収して耳心地の良い空間を創出

2015.01.12 14:20

 東京ブラインド工業(東京都港区)は、オフィスならびに公共施設向けの間仕切り・衝立「吸音パネル フェルトーン パーティションタイプ」を5日から発売している。
 同製品は特殊吸音材を使用し人間の話し声にあたる500~1000Hz帯から人間の耳が最も敏感に感応する4000Hz帯以上の音までを効果的に吸収するため、音を遮断するのではなく、吸収することで適度な反響は残したまま耳心地の良い空間作りが可能になる。
 同製品の大きな特徴としては「片面吸音」と「両面吸音」という2つの仕様があり室内の用途やイメージに合わせてどちらかを選択することができる。また自立脚は固定高さ調整機能付きと移動可能なキャスタータイプを選ぶことができるなど幅広い空間での使用が可能な商品となっている。
 従来販売している「吸音パネル フェルトーン 壁貼タイプ」と同様に全6色がラインアップされており、合わせて使用することで空間に一体感が生まれる。
 どの程度の効果があるかを体感することができる室内音響シミュレーションサービスも行っている。オフィスの会議室や応接室での音漏れによる情報漏洩の防止や電話やコピー機など雑音を防ぎ、集中できる空間を創出することができる製品が誕生した。




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