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東日本旅客鉄道 エリアの回遊性高める 複合ビル開発に着手
2014.11.10 11:41
東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)は5日、さいたま新都心にて複合ビルの設計・工事「さいたま新都心ビル(仮称)」プロジェクトに着手すると発表した。さいたま新都心の玄関口にふさわしい魅力と賑わいの創出、既存の歩行者ネットワークとの連携等、街の繋がりを積極的に図ることで回遊性向上を目指すという。
同開発計画における建物規模は地上20階地下2階。延床面積が約2万8500㎡。フロア構成は、1階に子育て支援施設。2階~4階は商業施設。5階~10階をホテル。11階~18階をオフィス、19階~20階がブライダル施設を予定している。さいたまスーパーアリーナや周辺オフィス、病院等を利用する来街者に利便性の高いホテル(約160室)、賑わい創出に寄与する商業施設、駅近接の利便性を生かしたオフィス、ブライダル施設、子育て支援施設を複合集積する。また、同エリアにすでに設置されているペデストリアンデッキと計画ビルの大庇やテラス等を接続させ、エリア全体の利便性・回遊性の向上にも貢献する。