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相鉄不動産 生活支援ITシステムを導入した次世代型マンション

2014.11.10 11:44

 相鉄不動産(横浜市西区)は先月22日から分譲マンション「グレーシア海老名」のホームページを開設し、資料請求の受付を開始した。同マンションは相鉄線・小田急小田原線・JR相模線の3路線が利用可能な「海老名」駅西口駅前で進められている「海老名駅西口土地区画整理事業」の区域内に建設される分譲マンションの第1号物件。竣工は平成27年12月予定。地上9階、総戸数115戸。
 同社は海老名において最大級の事業所を構えるリコー(東京都中央区)と連携して、マンション居住者の生活支援、管理組合向け支援のITシステムを導入する。エネルギーの見える化により省エネ生活の促進を図るためMEMSやHEMSを採用。これらの機能は各住戸に搭載されたインターホンや居住者が所有するパソコンやスマートフォン、タブレット端末等で利用できる。
 また、太陽光発電や蓄電池を搭載し、停電時には蓄電池に充電した電気を集会室や管理事務室等に供給する他、かまどベンチや全階防災倉庫を設置。緊急地震速報を採用するなど、防災機能も充実させた。




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