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パナソニック システムネットワーク 多様な撮影条件・設置条件に対応
2014.11.10 11:56
パナソニック システムネットワーク(東京都中央区)は屋外、屋内のほか暗い場所でも撮影可能な赤外線照明(IR-LED)を搭載したタイプなど、ネットワークカメラとアナログカメラの合計15機種を新ラインアップ。今月から来年1月にかけて随時、発売していくことと発表した。
ボックス型のカメラは、その形状から威嚇性を持つカメラとして、駐車場、通路、建物の外壁など屋外のさまざまな場所や屋内の建物の出入り口や通路など、出入りする人の目につきやすい場所に設置するタイプとして、幅広く活用されている。
今回のラインアップ製品では、屋内用はさまざまな店舗やオフィスなどのインテリアにマッチしやすく幅広く利用できるセイルホワイト色を採用。屋外用はアルミダイカストのボディをシルバーメタリック色で塗装。共通のスタイリッシュなイメージのカメラの中から、設置場所や用途に合った製品を選べるようになっている。またボックス型のカメラが多く設置される建物の出入り口や通路などは、外部からの日差しや照明条件の変化など、厳しい撮影条件への対応を求められる場合が多くあることから、同社は新コーデックエンジンをボックス型ネットワークカメラの新製品すべてに搭載。シャッタースピードの異なる画像の合成により照度差の大きい被写体でも画素単位で明るさを補正し撮影できる「ダイナミックレンジ133dBスーパーダイナミック機能」や、すばやい被写体の動きもより確実に撮影できる「毎秒60フレームの画像配信」などを可能としている。