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ネクストエナジー・アンド・リソース 施行誤差を吸収する太陽電池パネル架台
2014.11.03 12:55
自然エネルギー関連の事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市)は、自社開発した地上設置用太陽電池モジュール取付架台「武蔵」を販売開始した。「武蔵」は、これまでの100MWを超える太陽光発電所の施工経験によって蓄積した施工現場のニーズを基に、品質と施工性を極限まで追求して独自開発した新型架台であり、同社技術の粋を集め、試験を繰り返して完成した地上設置に最適な架台。最も大きな特徴は、「二刀流システム」(特許出願番号:PCT/JP2014/51324)。独自のコンポーネント採用により、架台支柱の向きを90度変えて使用することで、モジュールの「横置き」、「縦置き」いずれの設計にも対応し、取り付け作業を素早く効率的に行うことができる、同社唯一のシステムとなっている。
また、架台支柱は地質や傾斜など様々な条件により、高さ(打ち止まり)、ねじれ(水平方向の回転)、倒れ(東西南北への傾き)といった施工誤差が生じるが、「武蔵」は、架台支柱およびコネクタ部に複数の調整機構を装備。施工誤差を吸収し柔軟な施工が可能で、作業の手戻りによるロスを低減、施工速度が向上し工期短縮を実現することが可能になる。