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東急不動産 (仮称)川崎富士見プロジェクト 商業施設建設へ
2014.10.27 13:47
東急不動産(東京都渋谷区)は21日、プロジェクトマネジメント業務を受託する「川崎競馬場3号スタンド」跡地建設予定の商業施設(所有者はよみうりランド、東京都稲城市)が新築工事に着手したことを発表した。
同プロジェクトは「川崎競馬場3号スタンド」を解体し、新たに商業施設として建築するものだ。同社は、よみうりランドからプロジェクトマネジメント業務を受託し、地上5階建の商業施設を計画。建物完成後は同社が一括で借り上げて商業施設を運営していく。
同物件は、JR・京急本線「川崎」駅より徒歩15分、京急大師線「港町」駅より徒歩2分に位置する。また、国道409号線沿いであり、交通利便・生活至便に優れた立地となっている。
周辺エリアは「港町駅駅舎等改修工事」や大型マンションの建設など相次いでおり、今後、「工業の街」から「商業と住宅の複合的な街」へ大きく変貌を遂げていくことが期待される地域でもある。
同社は開業後、食品スーパーを中心に物販店舗、飲食店舗などを集積させて、周辺住民が日常的に利用できる商業施設としていきたい考えだ。平成28年春に開業を予定している。