不動産トピックス

ビル関連補助金最新情報

2014.10.13 17:56

【国土交通省】
■執行団体
建築研究所
■事業名「平成26年(第2回)住宅・建築物省CO2先導事業」
■事業内容 家庭部門・業務部門のCO2排出量が増加傾向にある中、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進し、住宅・建築物における省CO2対策を強力に推進し、住宅・建築物の市場価値を高めるとともに、居住・生産環境の向上を図るため、省CO2の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募によって募り、予算の範囲内において整備費等の一部を補助し支援する。また、これまでに全国の多様な省CO2を実現するプロジェクトが実施されてきていることから、平成26年度も平成25年度と同様に特に対応が求められる特定課題を設定し、特定課題に対応するプロジェクトの積極的な応募を募る。
■特定課題 住宅。建築物のプロジェクトにおいて、省CO2の推進に向けたモデル性、先導性を有し、かつ以下の1~4の特定課題に対応する取組みの積極的な応募を求める。
課題1・街区や複数建築物におけるエネルギー融通、まちづくりとしての取組み
課題2・非常時のエネルギー自立にも対応した取組み
課題3・被災地において省CO2の推進と震災復興に資する取組み
課題4・以上の課題1~3以外のその他先導的省CO2技術の導入・普及の取組み
※応募にあたっては、特定課題のうち、課題1~4のいずれか、またはそれらの組み合わせを選択し、選択した課題に対応するプロジェクトとする。(課題4のみに対応する提案も可とする)
※特定課題の課題1~3に対応する提案については、それぞれの課題に対する取組みの先導性を有する資料の提出を求める。
■補助対象事業の種類
1・住宅・建築物の新築
2・既存の住宅・建築物の改修 3・省CO2のマネジメントシステムの整備
4・省CO2に関する技術の検証(社会実験・展示等)
■建築物(非住宅・中小規模建築物部門)の事業内容 
住宅以外の用途の建築物において、延べ床面積が概ね5000㎡以下(最大1万㎡未満)の中小規模建築物における省CO2の実現性に優れ、かつ特定課題に対応したリーディングプロジェクトとなる事業を対象とする。特に、中小規模建築物部門では、建築物の省エネ性能を実現する省エネ・省CO2対策に加え、中小規模建築物における省エネ・省CO2の促進につながる取り組みを評価する。
■補助額
補助額は次の1に掲げる建設工事等に係る補助額と2に掲げる附帯事務費の合計。なお、新築の事業については採択プロジェクトの総事業費の5%または10億円のいずれか少ない金額を本事業の補助限度額とする。
1・建設工事等に係る補助金の額は、a~dの費用の合計の2分の1以内の額とする。
a・設計費
b・建設工事費
c・マネジメントシステムの整備の場合
d・技術の検証費
2・附帯工事費
■公募期間
平成25年4月1日から平成28年3月31日までの期間内(即時償却については平成27年3月31日までの期間内)。

【環境省】
■事業名 「グリーン投資減税」
■事業内容 青色申告書を提出する個人及び法人が、対象設備を取得し、かつ1年以内に事業の用に供した場合に、取得価格30%特別償却(一部の対象設備については即時償却)又は7%税額控除(中小企業者等のみ)のいずれかを選択し税制優遇が受けられる制度。
■補助対象事業
グリーン投資減税の適用を受けることができる者は、青色申告書を提出する個人及び法人(連結親法人)又は当該連結親法人による連結完全支配関係にある連結子法人を含む)。(租税特別措置法第10条の2の2第1項、第42条の5第1項、第68条の10第1項)
前記の個人及び法人が、適用期間内に対象設備を取得、製作または建設した日から1年以内に、国内において当該個人及び法人の事業の用に供した場合に適用される。
■補助内容
1・普通償却に加えて、基準取得価額(計算基礎となる価額)の30%特別償却及び即時償却。
2・中小企業等に限り、基準取得価額の7%相当額の税額控除。
■応募期間
平成25年4月1日から平成28年3月31日までの期間内(即時償却については平成27年3月31日までの期間内)。

【神奈川県】
■事業名 「神奈川県中小規模事業者ガスコージェネレーションシステム導入費補助金」
■事業内容 
神奈川県内の中小規模事業者における分散型電源の普及および省エネ対策の推進を図るため、中小規模事業者が自らの事業の用に供するガスコージェネレーションシステムを設置する事業に要する経費の一部を補助する。
※中小規模事業者とは、県内の全ての事業所のエネルギー使用量の合計が原油換算で年間1500Kl未満かつ事業で使用する自動車の県内合計が100台未満の事業者を指す。
■補助対象事業
中小規模事業者が行う以下に掲げる設備を設置する事業であって、次の要件に適合するもの。
○設備
1・ガスコージェネレーション設備。
2・廃熱利用設備。
3・ガス使用量、発電電力量および廃熱利用量を測定する専用の計測装置
4・1から3までの附帯設備。
○要件
・県内の事業所に設置するものであって、家庭内需要でないこと。
・発電出力が10kW未満のガスコージェネレーション設備を設置する事業であること。
・ガス使用量、発電電力および廃熱利用量を測定する専用の計測装置を取り付けること。
・設置する設備は全て未使用品であること。
・国または県の他の補助金を利用しない事業であること。
■補助対象経費
補助対象事業を実施する為に直接必要な経費のうち、次に掲げるもの。なお、消費税および地方消費税は補助対象経費に含めない。
設計費=補助対象設備についての設計に要する経費。
設備費=補助対象設備についての購入に要する経費。
工事費=補助事業の実施に不可欠な工事に要する経費。
■補助率
補助対象経費の3分の1以内。
■補助上限額
ア・発電出力9kW以上、1件あたり350万円。 イ・発電出力9kW未満、1件あたり150万円。
■補助予定件数
15件程度。
■補助金交付申請期間
平成26年4月1日から平成27年1月30日まで

【福岡市】
■事業名 「福岡市民間建築物吹付けアスベスト除去等対策事業」
■事業内容 
 アスベストの飛散による市民の健康被害を予防し、良好な生活環境の保全を図ることを目的に、民間建築物の所有者等が行うアスベストの分析調査及び除去等工事にかかる費用を補助する。
■補助対象建築物
・分析調査事業
吹付けアスベストが施行されているおそれのある建築物。
・除去等事業
多数の人が利用する建築物(多数の人が共同で利用する部分で、付属の機械室等を含む)※例えば、店舗、事務所、共同住宅(共用部分に限る)、駐車場などの建物。
■補助対象者
・補助対象建築物の所有者または共同住宅(分譲マンション等)の管理組合等の代表者
・分析調査事業およびアスベスト除去等事業に関し、他の補助金等を受けていないこと。
・大規模の事業者でないこと。(資本金が3億円を超える会社かつ、従業員数が300人を超える会社)
■補助対象事業と補助金額
・分析調査事業
アスベストを含んでいる可能性のある吹付け材について行うアスベスト含有の調査。
・除去等事業
アスベストを含む吹付け材(綿状で露出したもの)の除去、封じ込め、囲い込みの措置を行う工事。除去等工事に要する費用の3分の2以内の額で、定められた限度額以内。ただし、分析調査事業で補助金を受けた場合は、その金額を控除する。
指定建築物=除去工事・300万円(現行120万円から引き上げ)。
封じ込め工事、囲い込み工事・120万円(現行通り)
指定建築物以外の建築物=除去工事、封じ込め工事、囲い込み工事・120万円(現行通り)。

【東京都中央区】
■事業名 「事業所自然エネルギー及び省エネルギー機器等導入費助成」
■助成対象者 
区内に事業所を有する中小企業者(一般社団法人などの法人も対象になる)。ただし平成27年3月31日までに機器などの導入及び支払を終え、区に導入完了報告をすること。※中小企業の定義は中小企業基本法に準拠する。
■助成の対象となる機器と要件
LEDランプ=<直菅形>1・LEDランプの固有エネルギー消費効率で60lm/w以上であること。
2・LEDモジュール寿命が4万時間以上であること。
3・新たにLEDランプ専用の器具を設置し導入するものまたは既存の器具をLEDランプ専用に改造し導入するものであること。
<直菅形以外>1・LEDランプの固有エネルギー消費効率が全光束ごとに以下の基準値以下であること。
「600ml未満-基準値なし」
「600ml以上2200未満-基準値30lm/w」
「2200lm以上-基準値60lm」
2・LEDモジュール寿命は3万時間以上であること。
3・新たにLEDランプ専用の器具を設置し導入するものまたは既存の器具をLEDランプ専用に改造し導入するものであること。
高反射率塗料等=屋上用高反射率塗料・国内第三者機関における日射反射率が50%以上であること。
その他の省エネルギー機器=東京都地球温暖化防止活動推進センター又は一般財団法人省エネルギーセンターによる省エネルギー診断に基づき導入する省エネルギー機器であること。※対象機器は除く
■助成額 
一般助成=導入費用の20%、限度額20万円。中央エコアクト(中央区版二酸化炭素排出抑制システム)事業所用の認証を取得している場合=導入費用の50%、限度額50万円。
中央エコアクト事業所用に参加登録している場合(※助成金の申請認証取得後になる)=導入費用の50%、限度額50万円。




週刊不動産経営編集部  YouTube