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三協立山 太陽電池パネルと一体型の目隠しルーバー

2014.08.25 11:17

 三協立山(富山県高岡市)は19日、アルミ型材ルーバーに太陽電池モジュール(太陽電池パネル)を組み込んだ「太陽電池一体型目隠しルーバー」に新型の「205タイプ」を追加すると発表した。新製品は平成23年に発売された従来品「175タイプ」と設置角度は同じままで、サイズや太陽電池パネルのセル角を大きくしたことにより、発電効率をさらに向上させている。
 太陽電池一体型目隠しルーバーとは、外からの視界を遮ることや屋外設置の空調設備などの目隠しとして設置する目隠しルーバーに、太陽光パネルを一体化することで、発電をしながら屋外の外観をすっきりと見せることのできる、多様性のある商品である。同社では断面形状が同じで太陽電池がない一般ルーバーも用意しており、統一した外観に仕上げることが可能で、既存建物への取り付けやリフォームにも対応しており屋上や階段、壁面部にも設置することができる。
 住宅の屋根などに設置する傾斜30度設置タイプの標準架台型と比較すると、90度設置タイプの一般ルーバー型では発電量が約65%となり、3割以上ダウンしてしまうが、太陽電池一体型ルーバーでは太陽電池パネルの傾斜角度83度に設定することによって、約78%の発電量を確保することができます。わずかな傾斜ではあるが、7度傾けるだけで垂直設置に比べて13%程度発電効率がアップすることになる。




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