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ケン・コーポレーション 東京電力管内で太陽光発電の新設に着手

2014.07.28 16:46

 ケン・コーポレーション(東京都港区)及びグループ会社は、東京電力管内で出力合計68MWの太陽光発電所の開発を計画している。このうち群馬県嬬恋村および栃木県那須烏山市の合計4か所、出力合計約33MWの新設工事に着手したことを今月23日に発表した。
 ケン・コーポレーション及びグループ会社では、再生可能エネルギー事業を積極的に展開し、地域社会への貢献を図ると同時に、環境負荷の低いエネルギー供給を通じて地球環境保全への取り組みを進めている。
 今回着手した群馬県嬬恋村においては、複数の土地所有者から土地を賃借し、5カ所で約8MWの太陽光発電所の新設を計画しており、今年7月までに3カ所の新設工事に着手した。残りの2カ所についても今年中の着工を予定しており、12月以降、5事業所が順次竣工・運転開始する見込みだ。
 また栃木県那須烏山市においては同社所有地及び複数の土地所有者から賃借した土地を活用し、最大出力28・8MWの太陽光発電所の新設工事に着手し、平成28年3月までの竣工・運転開始を予定している。
 今後は茨城県日立市においても太陽光発電所の新設を計画している。すでに同社所有地および複数の土地所有者から賃借により用地を確保しており、最大出力は31・2MWになる予定だ。こちらについては平成27年春の着工を目指している。




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