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三井ホーム 太陽光発電を導入した自給自足の空調
2014.07.14 10:47
三井ホーム(東京都新宿区)は今月5日より、高効率健康空調システム「Newスマートブリーズ」と太陽光発電システムを組み合わせた「スマートブリーズZERO」の発売を開始した。
同社は独自のプレミアム・モノコック構法の基本構造を今年4月より「2×6ウォール」へと進化させ、業界トップクラスの超・高断熱性能を実現。それに合わせ業界No1の省エネルギー性能(通年エネルギー消費効率APF5・0)を誇りPM2・5にも標準対応した高効率健康空調システム「Newスマートブリーズ」を発表している。今回、同社はこれらの省エネルギー性能に着目しわずか2kWの太陽光発電の搭載で「Newスマートブリーズ」の使用電力相当量を発電し、年間の冷暖房費がゼロになる自給自足の空調システムを提案。
「2×6ウォール」の超・高断熱性能により、太陽光発電わずか2kWの搭載で冷暖房費をまかなうことができるため、都心部の狭小地など厳しい敷地条件や複雑な屋根形状においても、必要量の太陽光パネルが設置でき空調に必要とされるエネルギーの自給自足が可能。また従来はパネルの反射光による近隣トラブル防止の観点から屋根北面への設置は避けられていきたが、このたび北面設置用として反射光を低減した防眩パネルも用意している。