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UDS 「RICOH Future House」今夏オープン

2014.07.14 11:08

 「キッザニア東京」や「代々木VILLAGE」などを手がけたUDS(東京都渋谷区)が施設基本計画の提案と各フロアの業態開発およびファサードデザイン監修・内装デザインを担当するフューチャーセンター「RICOH Future House」が平成27年夏にオープンする。神奈川県の「海老名」駅西口地区で進められている土地区画整理事業に参画しているリコー(東京都中央区)の新規事業としてリコーグループが運営を行う。
 フューチャーセンターとは、企業・政府・自治体などの組織が中長期的な課題の解決を目指し様々な関係者を幅広く集め対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し相互協力の下で実践するために設けられる施設のことを指す。
 今回は街づくりの中核となるビル丸ごとフューチャーセンターを目指し、地域の方が気軽に立ち寄れるよう大きな家をイメージとした外観デザインを提案し、様々なテーマの対話が繰り広げられる空間を創造していく。
 また、1階カフェでは地域の方に愛着を持っていただける場所となることを目指し、企画段階から地域住民や周辺企業、リコー社員と共に、慶応義塾大学井庭崇研究室が提唱するフューチャーランゲージという研究手法を用いたワークショップを行い理想のカフェの空間やコンテンツを共に企画開発している。
 同社は鹿児島県薩摩川内市と共に手がけているスマートハウスを活用したフューチャーセンターに続き、今後、地方都市で産官学が連携した新しいフューチャーセンターモデルを創造し、同時に地方のフューチャーセンターを繋ぎながら日本のまちづくりを担っていく。




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