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<セミナー情報>大阪ビルディング協会 会員・非会員対象にした技術セミナーを実施

2014.07.07 11:43

 大阪ビルディング協会(大阪市北区)は今月29日、大阪市中央区北浜にてビル保有者(協会会員・非会員)を対象にした「技術セミナー」を開催する。
 第一部講演は「改正石綿飛散防止対策法・条例内容について―発注者責任の強化:工事届出義務の施工者から発注者への変更を受けて―」と題し、大阪府農林水産部環境管理室事業所指導課大気指導グループ・副主査、武田雅史氏が講師を務める。 
 大気汚染防止法及び府条例の改正に伴い、今年6月1日付けで石綿(アスベスト)飛散を伴う建築物解体工事等の実施の届出義務を発注者・自主施工者に課されることになり、アスベスト対策における発注者(建物所有者)への責任履行を求められるようになった。さらに無届・虚偽申請を行った場合は3カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される等、厳しい罰則規定が設けられている。アスベストを主材料として使用した建築物の解体工事は今後本格化し、大阪府域ではアスベストが使用された建築物の解体工事は今後30万棟にのぼると予測されている。これまで以上にビル保有者に対してアスベスト対策の徹底が求められるようになっている。講演では「法・条例改正内容」を中心に法律改正に至る経緯等を含めて解説する予定だ。
 一方、第二部講演は「中長期修繕計画のあり方―ビルの競争力維持を目指して―」と題し、三菱地所設計(東京都千代田区)コンストラクションマネジメント部の篠塚俊樹副部長が講演を行う。「賃貸ビルの経営状況と修繕費のあり方」、「有効な長期修繕計画の作成方法」等、建替えを検討するビルオーナーにとって喫緊の課題となるテーマといえるだろう。
 開催日時は7月29日(14時~16時45分)。会場は大阪市中央区北浜の「大阪証券取引所ビル」3階の「北浜フォーラム」にて。大阪ビルディング協会まで事前申し込み(7月23日まで)が必要。




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