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三菱電機 建物・部屋に合わせた管理システムを構築
2014.06.16 16:42
三菱電機(東京都千代田区)は、統合ビルセキュリティシステム「MELSAFETY」シリーズの新機種として、中小規模の建物を対象とした入退室機能・侵入監視機能を強化した入退室管理システム「MELSAFERY-Px」を今月4日に発売。同シリーズは様々な規模・用途の建物に対応した製品ラインアップとなっている。
近年、企業における内部統制の観点から機密情報の流出防止や安全管理体制の強化が求められ、ニーズは大規模ビル・工場だけでなく中小規模の建物まで拡大していることから、機能の拡充を図ることで多様化するニーズに対応するようにした。同製品の特徴は、入退室管理機能・侵入監視機能を強化したことに加え、空調・照明などとの連動で建物全体の省エネ性・セキュリティ性を向上させたこと。また、豊富な認証端末により、建物・部屋の用途に合わせたシステム構築ができる。さらにネットワーク接続に対応し、管理パソコンからウェブブラウザを用いて管理でき、専用ソフトウェアのインストールを不要としたことで、システムを導入・拡張することが容易となっている。