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日立ビルシステム 最新の省エネ技術を採用
2014.05.26 11:57
日立ビルシステム(東京都千代田区)は、日立標準型エレベーター「アーバンエース」の新モデルを12日に発売開始した。今回発売したモデルでは、「アーバンエース」の特徴である「省エネルギー性能」が平成24年発売の従来機種に比べ約5%向上する。また、近年の建築デザインの思想を取り入れた「EX-12天井」をラインアップ(有償付加仕様)に加えた。この照明デザインは、かご背面の両側に配置された「壁面ライン照明(LED)」と、天井の扉側に配置された「ダウンライト照明(LED)」との組み合わせによって構成されており、かご背面をやさしく照らし出すことによってかご内の空間に指向性を持たせることを実現。さらに、背面側板のみに白色系などの明るい色を配色することにより、かごの奥行き感が演出され、開放感が向上する。さらに、建物管理者が手持ちのパソコンからエレベーターの制御やかご内の情報表示設定を行なう「ビルケアねっとサービス」のメニューの刷新を図り、業界最大のかご内液晶インジケーターを活用した情報提供のコンテンツを拡充できる。パソコン、スマートフォンを利用できない建物管理者に対しては、同社ヘルプデスクによる各種サービス内容の設定変更を代行するサービスも開始する。(有償付加仕様)
今回の「アーバンエース」新モデルは、既設エレベーターのリニューアルにも対応。最新型エレベーターへの更新により、安全性向上や乗り心地の改善はもちろんのこと、最新の省エネルギー技術、デザイン、サービスを提供していく。