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パナソニックエコソリューションズ社 最適な照明空間を設計
2014.06.23 12:00
パナソニックエコソリューションズ社(大阪府門真市)は、発光部をひとつにまとめた集積型LEDを搭載し、多重影のない美しい光を実現したワンコア(ひと粒)集光タイプで、同社独自の光のスペクトル技術により、自然な光色であらゆる食材の色味を鮮やかに見せる彩光色のLEDスポットライト(透過セードタイプ/一般タイプ)とLEDユニバーサルダウンライトを今月21日より発売した。
彩光色は、波長580nm前後の光の成分を調整することで黄みを抑え、赤色成分のピーク波長を長波長側にシフトし、精肉、鮮魚、青果など生鮮食料品の持つ色味を鮮やかに際立たせ、新鮮で美味しそうに見せる。オールマイティーな「生鮮用」に加え、「パン・惣菜用」をラインアップ。出来たて感、揚げたて感を演出する。
今回、コンパクトな集積型LEDの集光タイプを採用することにより、配光を絞った中角・狭角を実現し、従来の広角タイプに加え選べる幅が広がり、最適な照明空間設計に貢献。今回ラインアップした製品(中角22度)と同社従来製品(広角30度)を比較すると直下照度が約2倍明るくなり、効率的に食材を照射することが可能。また、紫外線・赤外線をほとんど含んでいないため、生鮮食料品への熱による傷みを軽減。商材の入れ替え頻度を抑えることにつながり、仕入れの無駄を省くことも見込める。