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アズビル ビルオーナーのニーズに応えた新機能を追加

2014.05.26 12:02

 アズビル(東京都千代田区)は、建物設備の管理情報ウェブを利用して簡単に入力、検索、管理ができ、日々のメンテナンス業務の情報共有や効率化を低コストで実現するクラウド型建物設備管理支援システム「Building-Support(ビルディング・サポート)」に、タブレット型モバイル端末からの操作を可能とする「モバイル保守管理支援機能」と、建物設備の中長期保全計画を自動作成する「中長期保全計画支援機能」を追加し、今月19日より販売開始した。
 「Building-Support」は、従来、紙ベースで管理されていた建物設備保全に関する情報やデータを、標準化されたワークフローで一元管理し、ウェブ上で関係者が把握・確認できるシステム。今回の機能追加は「機械室などの作業現場でも過去の保全情報を確認し的確な判断をしたい」、「点検結果の報告や作業の引継ぎをどこからでも受け取りたい」、「ベテラン技術者でなくても設備運転の異常を確実に捉えたい」、「労力がかかる中長期保全計画を簡単に作成したい」といったビルオーナーやビル管理者のニーズに応えたもの。追加機能の1つである「モバイル保守管理支援機能」は、タブレット端末を用いて設備機器の定期点検・日常点検の記録、トラブル対応記録の表示・検索が可能に。さらに本機能には「音響データ診断」、「運転データ分析」を搭載しており、ベテラン技術者のような高度な設備診断を実現。もう一つの「中長期保全計画支援機能」は、設備性能を常に良好な状態に保てるように、定期保全データと寿命部品の修繕・交換情報を元に、重要な設備機器全体のライフサイクルを考慮した中長期保全計画を自動で作成することができる。「Building-Support」の利用料金は月額2万円/ビル。「モバイル保守管理支援機能」の追加料金は1台あたり月額1万円、「中長期保全計画支援機能」の追加料金はビル1棟あたり月額1万円。今回は、「Building-Support」導入済みの顧客への追加販売とし、ビル管理業務の効率化と高品質化に貢献する。




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