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大学不動産連盟ベースボールリーグ 神宮球場でオールスターイベント開催
2014.05.26 13:19
今月17日、明治神宮球場(東京都新宿区)では、大学不動産連盟ベースボールリーグ(UBBL・加盟チーム・・・SB会・桜門会・駿台会・橙法会・稲門会・白門会・三田会)が、「UBBLオールスター戦2014in神宮球場」を開催した。
「今回の企画は、厳密に言えばリーグ発足前からの長年の悲願でありました」(橙法会 芝辻 啓和氏)と言うとおり、満を持して開催にいたったこのオールスター戦。普段プロ野球や学生野球が使用する神宮球場を借りるため、UBBL運営側はリーグ参加者の協力などを得て球場と交渉するなどして、実現した。
第一試合は、一人一打席という試合形式のエキシビションで、三田会の島谷宏昭氏率いる「チーム島谷」と、稲門会の小野寺彰氏率いる「チーム小野寺」に分かれてそれぞれが神宮の打席に立つことを楽しんだ。ヒットを打った選手は実に満足げな様子。結果は8-5で「チーム島谷」が勝利した。
第二試合は通常の試合で、白門会の小山賢三氏で率いる「チーム小山」と、桜門会の山口昭夫氏率いる「チーム山口」が対戦。
オールスター戦とはいえ、各チームが真剣に勝利を目指す。「チーム山口」のコーチを務める古家一郎氏(SB会)が「ほら、しまっていけ!」と檄を飛ばす様子からも真剣さがうかがえた。
試合途中で稲門会の井上仁氏が出場した際には、稲門会の参加者が一様に盛り上がった。実は井上氏はかつて東京六大学野球で2度ベストナインに選ばれ、卒業後社会人野球を経て、現在は司法書士という経歴の持ち主だ。「どうだ、うちのエースを見てくれ、という心境で、みんなが盛り上がりました」と、稲門会の加藤光穂氏は、熱く語った。
第二試合は「チーム小山」が7-5で勝利した。リーグチェアマンの吉田伸成氏(駿台会)は「リーグ活動にご興味を頂きこのイベントに参加または応援してくださる方全員の思いが詰まった大会でした。ひとりひとりの笑顔から、正に、おひとりおひとりの神宮大会となりましたことに心よりうれしく思っております。リーグ活動を通じて更に交流を深め大学不動産連盟に貢献してまいります」と感想を述べた。
記念の集合写真の撮影を終えたあとは、吉田氏の胴上げでイベントが幕を閉じた。イベント終了まで綿密に運営を行っていた吉田氏へ、参加者全員からの感謝の胴上げだったと言えるだろう。