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生駒市 低炭素型宅地開発の事業者募る

2014.05.19 15:58

 生駒市は12日、平成27年1月に閉鎖を予定している北大和グラウンドの跡地で、公募型プロポーサル方式での宅地開発を行うと発表した。
 同市は北大和グラウンドや近隣の住宅地を含む「学研北生駒」駅周辺エリアについて、都市の低炭素化の促進に関する法律に基づいた「低炭素まちづくり計画」の策定を予定している。今回の開発は同計画の一環として行われるもので、民間事業者から「低炭素まちづくり事業計画」を募集し、最も優れた事業計画を提案した事業者に跡地を売却する。
 条件としては、「創エネ・省エネを活用、個々の住宅および街全体での消費エネルギーをより多く自給」、「個々の住宅のみならず、街全体でエネルギーの見える化を図ることができる」、「エネルギーの最適供給・利用を総合的に管理するシステムの導入や、本システムを活用した市民の利便性向上」などが挙げられている。
 同グラウンドは近鉄けいはんな線「学研北生駒」駅から直線距離で約1kmに立地する約3万㎡。応募種類の提出期限は平成26年6月16日で、プレゼンテーションを経て6月下旬に事業者を決定し、土地の引き渡しは平成27年4月上旬を予定している。




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