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「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」開業 新国立競技場至近の「リゾート」
2019.11.18 15:11
三井不動産(東京都中央区)および三井不動産ホテルマネジメント(東京都中央区)は、「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」(地上13階・客室数362室)を11月22日に開業する。
同ホテルは、都営大江戸線「国立競技場」駅から徒歩約1分、JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅から徒歩約5分、同「信濃町」駅から徒歩約6分。竣工間近の新国立競技場へは徒歩約1分の至近距離にある。緑豊かな新宿御苑や明治神宮、代々木公園に囲まれ、神宮外苑にも隣接。「心澄む都心」というホテルコンセプトの通り、大都会にいながらリゾート地の別荘で過ごすような、新感覚のアーバンステイを提案する。
外観の素材には「木」を、デザインには「曲線」を用いることで、新国立競技場の外観や神宮外苑の緑・地形と調和するフォルムを実現。全客室にバルコニーを配置したことで、深い格子が生み出す陰影が美しいモダンな表情のファサードとなっている。
エントランスを抜けると開放的なレセプションロビーが広がるが、石と木を基調とする200㎡超の空間に温もりのあるインテリアやアートを配置。ギャラリーのような雰囲気で訪れるゲストを迎えてくれる。
客室は、全室2名以上で利用できる広さの9タイプをラインアップ。最上階には、専用のプライベートテラス付きスイートルームも用意した。13階には宿泊者専用の共有スペースとして、ルーフトップテラスを設置。緑を望むガーデンビューとともに、ビル群の都会的な眺望を楽しむことができる。
神宮外苑の緑を望むテラス席を備えたイタリアンレストラン「RISTORANTE & BAR E'VOLTA」の出店や、暗闇のソーシャルエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が新体験施設「内なる美、ととのう暗闇。」をオープンするなど話題性も高い。
大浴場やゲストラウンジ、フィットネスジムなどの共用スペースも充実し、観光や出張の拠点としてだけでなく、都心で寛ぎながら長期ステイするなど、多彩なニーズに応えられるホテルが間もなく誕生する。