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LIXIL 限られたスペースにも3連ボウルが設置可能
2014.04.07 17:07
LIXIL(東京都千代田区)は、狭い間口のリフォームに最適なカウンター「マーベリイナカウンター/ボウル一体タイプ」と自己発電する自動水栓「オートマージュA(アクエナジー方式)」を発売。オフィスなどのトイレは、昼食後などの時間に利用が集中し、洗面器の数が不足することが挙げられる。この場合、混雑時・集中利用時を想定した数の洗面ボウルの設置が必要になるが、リフォームの場合などは建物の都合でスペース(間口)が確保できず、充分な数の洗面器が設置できない場合がある。
今回発売する「マーベリイナカウンター/ボウル一体タイプ」は、洗面器・カウンターが一体となっており、狭い間口に3連ボウル(洗面器)の設置が可能なコンパクトカウンター。リフォーム時に、洗面器の設置数を増やし、より多くの利用者に対応することが可能。洗面器とカウンターが一体で凹凸も少ないため、汚れがたまりにくく、掃除もしやすい構造になっている。また、カウンターの奥行きには、450mmと500mmの2種類のサイズを用意。化粧直しなどで鏡に近づくことが多い女性用トイレには450mmを、手洗いだけではなく、洗顔も行うことが多い男性用トイレには500mmと、用途に応じて使い分けることができる。自動水栓には、吐水のエネルギーにより自己発電し電源が不要な「オートマージュA(アクエナジー方式)」を新たにラインアップ。水栓本体の凹凸をなくしたことにより清掃性が向上したほか、リフォーム時に新規の電気配線を行う必要がない。また、停電時にも使用できるため、災害時の対策が重要な病院、福祉施設、学校などでの使用にも適している。さらに“ちょっとしたお湯の利用”に、すぐにお湯が出る小型電気温水器と自動水栓のセットも用意している。