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JR西日本グループ JR「玉造」駅に商業施設が18日オープン
2014.03.03 14:46
大阪環状線の魅力向上へ
JR西日本グループでは、大阪環状線の魅力向上のために進めている「大阪環状線改造プロジェクト」をスタートさせ、鉄道機能の充実を図るとともに、駅の構内や高架下商業施設の開発・リニューアルによって、新たな価値づくりに関する施策について、重点的に取り組んでいる。
こうした中、西日本旅客鉄道(大阪市北区)と、ジェイアール西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)は、昨年9月から着工・開発を進めてきた商業施設「ビエラ玉造」が、18日にオープンすることを発表した。
JR「玉造」駅南側高架下および付属地という立地(大阪市東成区東小橋1丁目)で、建物規模は地上3階、延床面積約1248㎡。施設は「健康と日常生活支援」をテーマとしており、1階には会員制フィットネスジム「ANYTIME FITNESES」や100円ショップ「FLET'S」、ラーメン店「こちゃ麺亭」が出店するほか、2階には保育園「KID'S FIRST 玉造園」が出店。「玉造」駅利用者や、同駅周辺在住者の日常生活が充実するための施設を目指すとしている。
また、建物の外観は、大阪環状線で長く親しまれているオレンジ色の103系車両をモチーフとしてデザインしたとしている。
土地所有者は西日本旅客鉄道、建物所有者はジェイアール西日本不動産開発となっている。