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阪急電鉄/阪急阪神ビルマネジメント 「阪急西宮ガーデンズ」で大規模リニューアルを実施

2014.02.24 17:46

 阪急電鉄(大阪市北区)、阪急阪神ビルマネジメント(大阪市北区)は、兵庫県西宮市に所在する西日本最大級のショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」で開業以来最大規模となるリニューアルを実施し、全256店の約3割にあたる80店舗をリニューアルオープンすると発表した。このうち、10店舗は関西初出店となる。
 今回のリニューアルでは、同施設のコアターゲットである「ファッションや生活にトレンドを取り入れながら自分らしさにこだわるハイセンスな女性」に加え、性別・年代を問わずカップルやファミリーがゆったりと買い物を楽しめるよう、レディス・メンズ・キッズと生活雑貨のセレクトショップ「スクオーバル」や、こだわりの生活雑貨が揃う輸入雑貨店「オクタホテル」など、上質で感度の高い暮らしを提案する店舗のほか、アメリカンカジュアルブランド「アメリカンイーグル アウトフィッターズ/エアリー」など話題の店舗も出店を予定している。同社ではこうした店舗の出店により魅力的な商品やサービスだけではなく、様々なモノとの出会いや新たな発見・驚き、選ぶ楽しさを提供するとしている。また、施設内のベンチやソファーを一部新調するほか、買い物客の憩いの場として機能している屋上庭園「スカイガーデン」に、バラやアジサイといった花を新たにあしらうなど、より快適な空間づくりを行って利用者を迎えるという。
 同施設では開業以来、阪急電鉄「西宮北口」駅周辺の賑わい創出に主導的役割を果たし、来館者数、売上高ともに4期連続で増加、平成24年度には来館者数約1940万人、売上高約736億円を達成している。同社では今回のリニューアル後の平成26年度に、これを上回る来館者数約2000万人、売上高約750億円を見込んでいる。




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