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YKK AP カーテンウォールの基幹商品で可動窓をスリム化
2014.01.20 15:59
YKK AP(東京都千代田区)は今月17日からビル用カーテンウォールの基幹商品である「EXIMA91c 可動窓スリムタイプ」の追加販売を開始した。
同社では平成24年6月からビル用カーテンウォールの基幹商品として「EXIMA91c」の販売を開始。断熱効果の高い中間空気層12mmの複層ガラスへの対応と、独自構造でフレーム(方立・無目)を覆う断熱カバーにより開口部の断熱化を図り、従来課題とされていたビル建築の省エネ配慮に貢献することから好評を得ていた人気商品だ。近年、ガラスカーテンウォールのファサードはよりスリムでシャープな意匠が求められていることから、今回、追加販売を開始した同製品はフレームを四周25mmにスリム化し、更なる意匠性向上を実現。「EXIMA91c」のスリムなFIX窓と組み合わせることで透明感と開放感あふれるファサードを演出することが可能になった。
また、同製品は安全性と機能性を両立しており、たてすべり出し窓には自動復帰機能付きセーフティーストッパーを標準設定。窓を閉めると自動で半開状態となり、オフィスビルやホテル等の不特定多数が利用する窓においても安心・安全な操作で換気が行える。さらに、万が一の火災時には室外側の外部ハンドルを操作することで窓を全開にでき、迅速な消防活動にも寄与する。