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森トラスト 「(仮称)京都嵐山計画」を着工
2014.01.20 16:01
森トラスト(東京都港区)は7日、京都市右京区の嵯峨天龍寺において、高級宿泊施設「(仮称)京都嵐山計画」を着工し、同日地鎮祭を執り行った。
「(仮称)京都嵐山計画」は、平安時代より貴族の別荘地として栄えた京都・嵐山地区に位置し、春は桜、夏は竹林の緑や「若鮎祭り」、「嵐山鵜飼」、秋は紅葉、冬は幻想的な花灯路や雪景色など、一年を通じて異なる風趣に恵まれたロケーションとなっている。計画地は世界遺産の天龍寺や、桜・紅葉の名所である亀山公園に隣接し、敷地前面を流れる保津川越しに国の史跡名勝・嵐山を間近に望む閑静なエリアである。敷地内には、川崎造船所創始者・川崎正蔵氏により明治32年に造営された別荘「延命閣」や、嵯峨遊園により明治43年に造営された「八賞軒」などが現存している。同社グループは由緒ある伝統と格式をもつ同地にふさわしい開発をめざし、「(仮称)京都嵐山計画」を着工。明治期の豪儀な建造物を残しながら、庭園や保津川越しの嵐山の絶景を楽しむことのできる約40室の宿泊棟を新設する。また、レストラン、宴会場のほか、ミネラル豊富な嵐山温泉を引く露天風呂やスパも併設予定。京都ならではの和のテイストを取り入れながら、ラグジュアリーホテルの快適性を兼ね備えることで、四季を通じて、国内外の旅行者の観光拠点から、長期対座まで幅広いニーズに応える施設として、平成27年春の開業を目指すとしている。